新生スーパーマンの映画ができたと聞いても、ほとんど関心はなかったのだが、製作=クリストファー・ノーランと聞いてピクリ。主演=ヘンリー・カビルはいいとしても、脇を固めるキャスティングに、ラッセル・クロウ、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーンとくれば、見過ごすわけにはいかないということで、いってきました。
新しいタイトルは「マン・オブ・スティール」=鋼の男。スーパーマンの知られざる出生の秘密と、国民的スーパーヒーロー誕生までの軌跡を描く。さてその実態は…
いや~ケビン・コスナー年とった~。ダイアン・レイン年とった~。これ言わなきゃあと書くことないよ。
強いて書けば、パンフレットには、「新スーパーマン、始動~どれだけ速いんだ どれだけ凄いんだ どれだけ熱いんだ」とあるが、当方的には、ニューコスチュームをまとい、戦闘機なみのスピードで敵と死闘をくり広げても、その髪型(ソフト七三)は微動だにしない。「どんだけハードなポマード使ってんだ」とそっちばっか目がいっちゃた。
むむーーー。アメリカ人にはたまらないんでしょうが、これはアメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のための映画か…。そんなに予算かけてリニューアルせんでも、クリストファー・リーブ主演のシリーズをデジタルリマスターして、鑑賞し直すだけでいいんじゃないのと思ってしまった。が、すでに本作の続編が製作中で、そこにはなんと、バットマンが出てきてしまう…嗚呼。絶対観ないぞーーーー!!!
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映画「マン・オブ・スティール」を観る
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